R0012627.JPG カカシの足元一本足

2012年05月30日

apARTment 2012終了しました。ご来場ありがとうございました!


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apARTment 2012 【apARTment】

多様普遍性表現集団「apARTment」は、「作者それぞれの生活が持つ特異点」から生まれる「独自の表現」が隣り合って並び合う状態を 集合住宅(apartment)に同居していることに見立て、「生活と芸術が共存する空間」の可能性を追求しています。

岡田洋平・HANIMARU・一木あや・HEJSAN・高橋宏・ryohei・蝶名林 弘美・KARIN・MoMa Kon・菅谷さやか・奥山透子・葛島千歳  オノデラヒトシ(音源提供)

「apARTment」は“生活の傍にアートを”という理念の元に活動をしています。
皆さんの生活空間の傍にアート作品を提案・提供するということは勿論、作品を作る作家も制作と発表をより身近に、と考える私たちは、実際にそれぞれが生活する家、または複合住宅などの室内住居に関するテーマを見つけ、毎回の展覧会にて発表をしてきました。
そして5回目となる今回のテーマは「屋外」。
これまで室内を意識したテーマでしたが、今回は外。
とは言え、野外という意味ではなく、「住む家の外」ということです。
庭、屋上、窓より見た屋外など、住居を基点にした外をテーマに作品展示をします。
総勢9名のアーティストによるそれぞれの「屋外」には、同じ現代に生きる皆さんにとってもきっと、新たな発見があるかと思いますので、ご興味ございましたら5月22日よりの「apARTment 2012」へ、是非お越しくださいませ。

と言うことで、先日の日曜日を持ちまして、apARTment2012も無事終了いたしました。
お越し下さった皆さま、本当にありがとうございました。

それでは今回の作品ラインナップいってみます!

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アレッサンドロ・ビオレッティ君の「わたしの象さんルーフ」
毎年アレくんの描いてくるものには驚かされます。
今年はすっげえ緑だった!
DMデザインも彼が担当しています。

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荒井麻里さんの「わたしの大嫌いなせんたくもの」
去年までKARIN名義でデッサン画を描いていた彼女ですが、今年はまさかのミクストメディア!
ずっとこれがやりたかったんだそう。


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HEJSAN「GRILL」
apARTmentの影の御意見番HEJSANのBBQ!
腹減るんだぜ。こんな粉っぽいのに・・・。

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上記三作品の様子。
ベランダを模した柵を設置したのが今回の大きな特徴です。
このエリアはテーマ通りの作品が並びました。
でも洗濯物の近くでBBQはやっちゃいけねえよ。
象さん涙目。

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ryohei君「躍る」
もう最古参の彼。今回最大サイズの作品です。
クオリティがどんどん上がってます。

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HANIMARU「動作検知くん」
apARTmentオーガナイザーの彼。
今回モーションキャプチャー装置を駆使してのこの作品は画面前の人の動きに反応して目がその動きを追うというもの。
ただちょっと感度悪かったんだよね〜

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菅谷さやかさん「ブルーインパクト」
apARTment名物、菅谷さん!
今回のテーマは屋外だったのに、この作品は「宇宙」。
スケールが違った・・・

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奥山透子さん「春を売る」
今回初参加。でもこれ、テーマガン無視だよね・・・?

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葛島千歳さんの作品
彼女も今回初参加。
非常に丁寧なタッチで描かれたアクリル作品。
菅谷さんの後輩に当たるのだそうですが、同じ勉強してきてもここまで感じが違うから絵って面白いです。


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藤田真理子さんの作品群
本来は今回不参加の予定でしたが、急遽参戦!
現在子育て奮闘中です。

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「AO」

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「AKA」

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蝶名林弘美さんの作品群(上載3つ)
今回からカラー作品に本格的に取り組んでいます。
色彩感覚がとても豊かです。
めでたく一点販売に至りました!おめでとう!

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一木あやさんの作品「選択と洗濯と宣託」
今回初参加で、apARTmentとしても初のジャンル「書」。
それでもテーマ通りにかっこいい作品がやってきました!
本当に出会いというものは直感です。

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一木あやさんの「カイテミタライジャナイ」
来場者の方々にも実際に書を楽しんでもらおうというものです。
水で描ける特殊なシートを使っていて、何度かいても乾けばまた書けるというもの。
そして筆ではなく、洗車ブラシやほうきでそれを書こうというものでした。
このイラストはHEJSANが描いてくれました!

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最後は僕、岡田と高橋宏のコラボ作品「エクステリアオブグラウンドゼロ」
久しぶりに高橋君の登場で、僕の鹿ちゃんとコラボレーション。
会期中制作し続けるという彼のスタイルは相変わらずで、最終的には会場の半分が高橋君の作品で埋まりました。
たぶん、今回一番頑張ってたのは彼でしょう。

内から外へ.jpg

今回の全景。
少し部屋が狭かった感がありますね。でもこのボリューム感こそだapARTmentでもあると考えています。

こうして5回目となるapARTmentも終了しました。
これまで5回もやってこれたって言うのは、主催の自分としては感慨深いものがあります。
当初、一人で活動をするのが寂しくなって立ち上げたのがこのapARTmentでしたが、グル―プで活動するということからいろんな経験をしてきたと思っています。
良いことも悪いことも、多くのことを気付かされました。
そして、来年のapARTmentは過去最大規模の展示を企画しています。
展示スペースは今回の3倍規模で、作品の数も最大数になりそうです。
今までよりもさらに充実した内容で皆さまをお迎えできるよう、メンバー一同が務めて参りますので、よろしくお願いいたします。

http://ap-art-ment.asia/
HPよりフェイスブックのファンページに入れるようになりました。
リアルタイムでのメンバー情報はここからご覧になれますので、是非チェックしてください!





posted by カカシ at 03:04| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月21日

apARTment 2012

[apARTment 2012]

2012/5/22(tue)-5/27(sun)

The Artcomplex Center of Tokyo
アートコンプレックス・センター

〒160-0015 東京都新宿区大京町12−9
12-9, Daikyo-cho, Shinjuku-ku Tokyo
tel/fax: 03-3341-3253 (2Fのギャラリー直通)
http://www.gallerycomplex.com
info@gallerycomplex.com
月曜休館
開館時間:11:00-20:00 (展示最終日変更有)
11:00-20:00(最終日は18:00まで)
2F ACT3

apARTment 2012 【apARTment】

多様普遍性表現集団「apARTment」は、「作者それぞれの​生活が持つ特異点」から生まれる「独自の表現」が隣り合って並び​合う状態を 集合住宅(apartment)に同居していることに見立て、「​生活と芸術が共存する空間」の可能性を追求しています。

岡田洋平・HANIMARU・一木あや・HEJSAN・高橋宏・​ryohei・蝶名林 弘美・KARIN・アレッサンドロ ビオ​レッティ・菅谷さやか・奥山透子・葛島千歳・藤田真理子
オノデラヒトシ(音源提供)

「apARTment」は“生活の傍にアートを”という理念の元​に活動をしています。
皆さんの生活空間の傍にアート作品を提案・提供するということは​勿論、作品を作る作家も制作と発表をより身近に、と考える私たち​は、実際にそれぞれが生活する家、または複合住宅などの室内住居​に関するテーマを見つけ、毎回の展覧会にて発表をしてきました。
そして5回目となる今回のテーマは「屋外」。
これまで室内を意識したテーマでしたが、今回は外。
とは言え、野外という意味ではなく、「住む家の外」ということで​す。
庭、屋上、窓より見た屋外など、住居を基点にした外をテーマに作​品展示をします。
総勢9名のアーティストによるそれぞれの「屋外」には、同じ現代​に生きる皆さんにとってもきっと、新たな発見があるかと思います​ので、ご興味ございましたら5月22日よりの「apARTmen​t 2012」へ、是非お越しください!!

ブログの存在を最近すっかり忘れていたぜ・・・・。
apARTmentが明日から始まります!

そしていつの間にか今日は搬入の日です。
メンバーの、いったいどんな作品が出来上がったのか、主催の僕は​今でも知りません。
それでいいの?
いいんです。今まで過去4回全部そうでしたから。
こっちだってワクワクしたいじゃない///////

日食の書き込みに埋まる前に皆さん是非ご覧ください!
そして、明日からのapARTment2012に来て下さい!
基本的に僕は毎日在廊します!!

http://www.gallerycomplex.com/schedule/ACT123/apartment.html
posted by カカシ at 05:05| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月04日

こんなもん、ただ拗ねてるだけじゃんって言う話。でも俺的には悔しくて寂しい話。

自分たちがやってきたことが評価されていなかった、さらに気にも留められていなかったということは世の中にではよくあることなのかもしれません。

「いいもの」を作る為に、多ジャンルの専門家が集まって「一つのもの」を作る。
そしてそれを見る人がいる。
理想かもしれないけど、その見る人に対して最高のパフォーマンスを発揮することが正しい姿勢だと僕は思っている。
でも、それをする為には利権や権威的なものがあって、それがあって「一つのもの」を作るということの発進点になることは仕方のないことなのかもしれない。
そうじゃないと予算というどうしようもないものを工面できないのかもしれないし、それがなければその下に集まる専門家は「仕事」にならない。
「仕事」というものが単なる消化義務ではないと自負する人は専門家たる由縁(コンテクスト)を少なからずもっている(はず)だし、与えられた役割に従事する限りはその力でできることを最大限やろうと務めるのが理想だ。

しかし、その意図は「見てる人」には関係ない。
だって、出来上がったものが全ての結果であって、「一つのもの」だからだ。
その背景にこんな人たちがいて、こんなことをやっているのかーとか考えるのはよっぽど変った人なのだろう(でも僕はあなたのこと大好きです)。

だから、そんなこと言わずともして、「一つのもの」をすごく良いものにできて、それがこの人たちのクオリティであり、ステータスなのだという風に発信するのはほんとにかっこいいことだ。
それぞれが「仕事」に真摯に取り組み出来上がったものこそ、最高の「一つのもの」に成り得るのであって、それができるように取り組み続けることが専門家のプライドを育むものなのだと僕は思っていた。

しかし、現実は違うようだ。
これまで取り組んでいたことは、良いものを作る為に一端を担っていたのではなかった。
そう思ってしていたことは周囲の専門家にすら関係のないものだったということもある。
一つのものを作ろうとする専門家達はお互いに尊敬と敬意を以て然るべきものなはずなのだが、大流を担う専門家には末端の取り組む姿勢が届かないことだってあるのだ。
いつも顔を合わせてコミュニケーションをとっている人達でさえ実はそうかもしれない。
その結果、変なところで線を引かれてしまうということは末端のものにとってショックである。
相応の理由があってのことなら仕方ないなとも思えるだろうが、上記のような「いいものを作る」為のスタンスを蔑にしたようなものであった場合、末端は落胆する他ない。
このクオリティで良いものと言えるのか?自分たちの評価はこんなものだったのか?
今までしてきたことは意味が無かったのか?
こんな逡巡に苛まれることになる。


僕は作家として、これまでいろいろな人と共作展示をしてきた。
2人で、あるいはもっと多数の作家さんと共作をするにあたって、どうしたら良いものになるかを話し合い、賛同と争論を交わすことによって「ひとつのもの」を作るプロセスとしてきたと思っている。
その全てが「見る人」からして見れば、果たして成功と見たかどうかは趣味趣向によるものもあるので千差万別だと思う。
しかし、それでも多くの見る人を唸らせるものは総じてクオリティの高いもの(アートの場合は違う要素も含まれるみたい)であるはずで、それを目指して各々の作品を制作する取り組みへと繋がるのである。
そういった作家であればこそ、自らの作品に対しての傾倒は強くなるし、共作をする場合はより作品を良く見せる為の雰囲気を作り上げることに激論を交わすことになるのは必然とも思える。(そもそも共作展示をするということはお互いの作品に好奇心を持っている為、ある意味での妥協をしても一緒にやろうとするベクトルは結構変わらなかったりする)
それが多数になればなるほど、相談をする量は増えるし、それぞれが求めていた水準からは妥協や我慢をせざるを得ない状況はまま起こることでもある。
僕はそれをapARTmentをする毎に強く感じていたが、それでもみんなから、次回はこうしよう、こうしたらどうか等の意見を聞くと嬉しくなる。
それは前より良いものを作ろうとする為の姿勢として大事なもので、それを汲み取って、一端を任せるということが作家固有のプライドを育むものであると思っている。

だが、これは作品売買を主とするアーティストに限定する話とは思わない。

ギャラリーで入場料は取らないし、作品を制作することは仕事になるとは限らない。
あくまで作品制作を続けて自らのプライドを磨き続けた結果が、販売に繋がったりギャラリーのお抱えになったり、オークションで高値がついたり(高値ついても作家には入らないけど)、最終的には美術館に展示されて入場料を取るようなことになるのだ(それも作家に還元されるとは限らないけれど)。

世界の流通の根源、「お金」を対価とするものを作る為にはそれ相応のクオリティが求められて当然なはずだ。
そして、その為には閃きと技術的なクオリティと相まって、上記のような作り上げる為の集団を対象とした想像力と人間性も問われるはずだ。
それを考えていなかったら良いものというのは作れないのではないだろうか。


こういうことを考えてしまうのは、僕がまだ若いということなのだろうか。
じゃあ「言ったって仕方ないじゃん、そういうもんだから」と言い切れる人は大人なのか?

僕は今、すごく不毛な日々が続いている。
自分がしてきたことについて逡巡をしながらも、明日の為に爪を整え、残された期間のやるべきことに全力で取り組むつもりだ。

たとえそれが、誰の目にも映らないとしても、それが僕の仕事へのプライドだからだ。
posted by カカシ at 03:03| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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